2026作業記録① 光沢加工
- 4 日前
- 読了時間: 3分
毎年「あれ?どうだったっけ??」と思い出しながら作業をしている私。
いい加減に記録をしっかりつけなければ…と、今年はこちらに工房の様子とともにお伝えしていけたらと思っています。
備忘録のような感じになりそうですが、工房の様子を知っていただけたらうれしいです^^
さて、今年一発目の作業は、昨年仕込んでおいた布に光沢を出すところからスタート。
白生地から染めるのではなく、いきなり仕上げ作業から始まります。。
(昨年のやり残しを片付ける…)
前日準備
光沢加工を行うときは、前日から仕込んでおきます。
①布に膠水でコーティング
ダイレクトに光沢液を塗ると、吸収が良すぎて伸びが悪い→卵白をかなりたくさん使うことになります。
下地塗りをしておくと、少しコーティングされているせいか、少し伸びが良くなります。
日本画のドーサ引きに似ているのかも?
②卵白を濾しておく
卵白は塊でドロッとしている部分とサラッとしている部分があります。
菜箸や泡だて器などで攪拌すると、泡立ってしまい、塗るときに布に余計な泡がついてしまいます…。
そこで、ふるいや笊を使って卵白の塊をできるだけなくします。

こうすることで比較的泡立ちが抑えられるのです。
光沢加工
光沢加工を行う日は、布の乾きが早い快晴の日が多いです。
前日仕込んでおいた卵白に膠水を投入し、2つを混ぜ合わせた液を布に塗っていきます。
この時、刷毛でさーーっと軽く塗るのがポイント。
ごしごし塗ると泡立ってしまい、乾いたときに気泡の跡が残ってしまいます。

今回は2反分で卵白10個を使いました。これで足りる時もあれば足りない時もあります。
(足りないときは作業途中で急いで作り直すことになるので辛い(-"-)
特に塗り始めの布は吸収の度合いが高いので注意ですが、今回は昨年1回処理済みなこともあってか、ちょっと余るくらいでした◎
塗り終わったら乾くのを待ちます。
この時、乾きすぎてもあまりよろしくなく、理想は「乾ききる手前の、気持ち程度のしっとり感のある状態」です。
…って自分で言っていても乾ききらせちゃうことがほとんど(笑)。
乾きたての布はまさに昆布のよう。このままだと作業しづらいので、叩いて布を落ち着かせます。

塗って、叩いて、さらにこの後も作業は続くのですが、結構長くなったので今回はこのへんで。
本当に亮布の色味は出てくるのか?
次回の作業記録をどうぞお待ちください♪
----------
▼Instagramにて日々の様子を発信しています
----------
オリジナル亮布生地で作られた、唯一無二の扇子も販売中。
▼こちらも併せてご覧ください。
----------




コメント