染めて、叩いて、ピカピカに…?!亮布づくりワークショップ【後編】
- rympmiao
- 2025年12月28日
- 読了時間: 3分
今年の8月に開催した亮布づくりワークショップ、後編のご紹介です。
前編はこちらから(工程②までご紹介しています)。
●工程③光沢加工~薄く何度も層を重ねる~
ここからいよいよ、亮布づくりの要ともいえる工程へ。
実は工程①~③の合間に布叩きを頻繁に行っており、繊維は少し平たくなっています。
その平たくなった布の表面に糊を塗っていきます。
糊の材料は、使う素材も配合も現地の村によって様々です。
今回は卵白と膠を混ぜた液を塗布しました。
身近で手に入りやすい材料ですが、毎度大量の卵黄の消費がネックなところ(今回はおやつのプリンになりました)。

塗った後は布を木槌で叩いていきますが、遠慮せず思いっきり叩くことがポイントです。
「結構疲れますね」と参加者の皆さん。そうなんです、毎年私の腕はムキムキになってる気が…

布を叩く道具は、現地では村によって種類が様々あります。
杵のように大きいものもあれば、洗濯棒のようなものなど、叩きの現場も見るのが楽しいです。

●工程④仕上げの藍染め~藍に始まり藍に終わる~
亮布づくり最後の工程は藍染め。工程①とは異なり、短時間でサッと染めます。
ここでようやく布の良しあしが分かるので、一番ドキドキするといっても過言ではありません…!
成功のサインは、少し乾いた時に表れる「メラメラした布色」。
この布色味は「ブロンズ現象」と呼ばれる現象によるものです。
ここで目指す色味が出ないときは、もう一度工程③④を繰り返します。

今回は無事にメラメラ色が表れたので大成功!いや~良かったです。。
夕日に照らされる様子が「とても綺麗」と参加者の方からもコメントをいただきました。
とある研究者の先生から聞いた話では、現地の作り手の女性たちも、布がうまく染まる=目指す色味になるかどうかは運に頼る部分があるんだとか。
亮布は「運」も布づくりに欠かせないエッセンスであり、加えて長年培った経験と感覚が出来を大きく左右する…そんな奥深い布なのです。
今回のワークショップではこの4つの工程を体験していただくところで終了。
このあと、皆さんと染めた布にもう少し手を加え、出来上がった亮布で小物アイテムを制作してプレゼント。

最後に。
改めて、今回初のワークショップに参加してくださった方々に感謝申し上げます。
皆さんのあたたかいお人柄のおかげで、私自身も楽しく終えることができました(^^)
亮布ワークショップは来年夏も開催を考えています。
1回目にお伝えしきれなかったこと、できなかったことをブラッシュアップし、
“日本で唯一、亮布が作りが体験できるワークショップ”をまた開催したいと思います!
どうぞお楽しみに~~
※なお、今回ご紹介した工程は亮布研究所オリジナルです。実際の作り方は村や作り手によって本当に様々です。





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